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Holiday in Cook Islands Part 1     雨のラロトンガ

Updated: Mar 12, 2021




2019年1月のスクールホリデーはクック諸島へ行ってきました。1月25日金曜日の夜9時15分シドニー発の直行便に乗って6時間10分の飛行時間で、到着するのが25日金曜日の朝6時25分という、時差のすごい旅行です。

クック諸島の本島ラロトンガに到着してから、午後3時30分にアイツタキ島に行く国内線を予約していたので、それまで9時間もあります。金曜日は仕事をしてから出発して飛行機内でもあまり眠れなかったので、長い1日の始まりです。

ニュージーランド航空で行ったのですが、格安航空会社のように預け入れ荷物や機内食は有料だったので、夫と子供と3人旅行だったのですが、スーツケースは1つだけにしました。空港にも有料のコインロッカーがあったのですが、ダメ元で国内線のラロトンガ航空に聞いてみると、チェックインカウンターの後ろに置いておいてくれました。

空港から最寄りの町がラロトンガの中心街だったのでとりあえずそこまで行こうと、2キロの道のりを雨の中歩いていると、1台の車が止まってくれました。50代くらいの夫婦と小さな孫娘が乗っていて、空港まで子供たちを迎えに行ったけど、彼らはすでに他の人の車に乗って行ったから家に帰るということでした。どこに行くのか聞かれたので、中心街のカフェで朝ご飯でも食べようかと思っているというと、オススメのカフェまで連れて行ってくれました。クック諸島の人たちは親切です!



朝早かったのであまり開いている場所がなかったのですが、AvaruaのCafe Salsaで朝食をとりました。私はバナナブレッドにベーコンとパパイヤ、メープルシロップ添えにジンジャーレモンティーを注文。息子はポテトとスクランブルエッグ、アイスチョコレートを頼んで、夫はポーチドエッグとパン、コーヒーとフルーツジュースを頼みました。




本当はフライトの時間まで海でのんびり過ごそうと思って、それぞれのリュックに水着とタオルを準備していたのですが、あいにくの雨です。カフェに2時間くらいいたのですが、眠いけど椅子が固くて眠れない状況でした。近くのお店も少しずつ開き始めたのでカフェは出ることにしてお会計。この朝ご飯で70ドル以上払いましたよ。クック諸島ではニュージーランドのお金を使っていて、小銭はニュージーランドコインとクック諸島コインを両方使っています。今1ニュージーランドドルが75円くらいなので、5000円以上の朝食となりました。


周りのお店をうろうろ見て回っていると、インフォメーションセンターがあったので寄ってみました。車を借りたいけど、国際免許証を持ってないというと、すぐそばに警察署があるからそこで免許を申請するよう教えてもらいました。早速警察署に行くと入り口のすぐ横に免許申請窓口があって、申請書類に宿泊先等必要事項を記入して、その場で写真撮影して、20ドル払ってすぐに観光客用の免許がもらえました。20ドルなくて50ドル札で支払ったのですが、お釣りに小銭が混ざっていて、その中の1ドル分くらいはオーストラリアドルでした。いらないからオーストラリアから来た観光客のお釣りに混ぜてやれってことでしょうか。他の場所でもイギリスのポンドとかお釣りにもらいましたが、警察署でこれをされるとは。


その後息子に3ドル50セントの雨合羽を買って、私と夫は持参した折りたたみ傘と雨合羽を使って、雨の中街をうろうろ。Art museun & Libraryとあったので入ると、どう見ても古本屋兼町の歴史資料室。DVDを流していてその前に椅子が並んでいたので、そこで一休みすることに。1時間くらい休んで出て行こうとしたら、見学料3人で12ドル50セント請求されました。そんな価値のあるものはなかった気がしたけど、場所代ですね。



雨が少し弱まってきたので、ランチを食べに行きました。Best Food in Rarotonga! とかいう看板が出ていたLazy Troutというレストランに行きました。少し外れの裏通りにあるのでなかなか見つけられなかったのですが、ホテルも経営しているのでしょうか、庭にプールのあるテラスが素敵でした。

クック諸島産のビールMatutuのラガーとパールエールを飲みましたが、苦味が強くてあまり好きな味のビールではなかったです。息子はマンゴースムージーを頼んだのですが、10ドルしました。8ドルのビールよりも高かったよ。



クック諸島の郷土料理Ika Mataは生の魚のぶつ切りがココナッツクリームソースの中に入っているのですが、ここのレストランのものが旅行中食べた一Ika Mataの中で一番美味しかったです。横にあるのはタロイモと紅芋の揚げたもので、美味しかったのですが、出発前の空港で食べたディナーが3人ともフライドポテト付きで、夫のサンドイッチと息子の魚のフライにもフライドポテトがついてきたので、揚げ物は少しうんざりの気分で残してしまいました。



ランチを食べ終わるともう1時半を過ぎていたのでそろそろ空港へ向かわないといけない時間です。じゃあ、行こうかというところで息子がトイレへ…。いつもタイミング悪く大きい方がしたくなるのはなぜでしょうか。空港に早めに行って、空港近くのレンタカー会社でアイツタキから戻ってきてからのレンタカーの手配をしておこうと思っていたのですが、時間のロスもあり、雨もまた強く降り始め、空港まで歩いた道のりは結構ストレスフルでしたよ。息子に買ってあげた雨合羽は破けて体にまとわりついて早く歩けないということでゴミになり、朝のように止まってくれる車はなく、地図で見るとだいたい2キロくらいかと思われるけど、実際歩いたら何分かかるのかわからない不安もあり、レンタカー手続きする時間がなくなる以上に飛行機に乗り遅れてしまったらどうしようという気持ちも出始めてきて、30分くらい歩いたところで空港が見えてきた時はホッとしました。息子も"We did it! We made it!"と叫んでいました。「雨の中、サンダルで重いリュック背負ったまま30分も歩いて頑張ったね」と褒めておきました。


空港に着いたら2時半で丁度チェックインカウンターが開く時間でした。さっさとチェックインを済ませて、空港前のレンタカー会社に直行です。日曜日の夕方にアイツタキからラロトンガに戻ってくるので、日曜日から5日間車を借りたいというと、日曜日は定休日で誰もいないというのです。クック諸島の人たちはカトリックで日曜日は教会へ行く日なのです。でも車に名前を書いた紙を貼っておくから、その紙が貼っている車の運転席のマットの下に鍵を置いておくからそれを使っていいと言われて、お金を払って契約成立しました。

3時にはまた空港に戻り、搭乗時刻が離陸10分前の3時20分だったので、時間が余るくらいでした。


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