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Updated: Mar 12, 2021


ピアモントにあるEiju Fusion Japanese Diningに食べに行ってきました。

The Starから徒歩3分の場所に位置するEiju Fusion Japanese Diningは、以前はLe Traderというフレンチレストランとして営業していたのですが、そこの日本人シェフ岡崎英樹さんがオーナーとなり8月にジャパニーズフュージョンレストランとして新規オープンしたお店です。岡崎シェフも陶芸をされていて、レストランにシェフの作った湯呑みや急須が飾られているのも必見です。




Watermelon gazpacho with pickles and salami skewer, prawn salad on squid ink rice cracker

1品目はスイカのガスパッチョとサラミとピクルスの串刺し、イカスミのライスクラッカーにエビのサラダをのせて。

スイカのガスパチョは普通のトマトだけのガスパッチョよりも甘みが強かったのですが、一緒に出たピクルスやサラミが辛かったので調度良いバランスでした。イカスミのライスクラッカーもパリパリで、さっぱりと食べられるスターターでした。





Zucchini flower tempura with Tofu puree

2品目は、私の大好きなズッキーニフラワーの天麩羅と豆腐のピュレー。

ズッキーニフラワーの中にも豆腐とリコッタチーズが詰まっていて美味。トマトソースとローストしたビートルートが添えられていました。ビートルートは日本語では赤カブと言ったりもするみたいですが、写真に写っている黄色いものもビートルートです。





Mentaiko spaghetti with Nori seaweed, baby shiso



3品目は、明太子スパゲッティー。日本人にはおなじみの味ですけど、紫蘇がきいていてとっても美味しかったです。









Fish ragu spaghetti


4品目は、白身魚のボロネーゼ風スパゲッティー。美味しかったんですけど、2回続けてスパゲッティーよりも、小さくてもいいので魚を切り身で食べたかったです。






Roasted duck breast with kale, spinach puree

5品目は鴨のローストとケール、ほうれん草のピュレー。味噌のソースもかかっています。鴨の焼き加減が絶妙で、美味しくて全部食べたかったのですが、スパゲッティーでお腹いっぱいになってしまい、最後の一切れは入りませんでした。









Pineapple mousse, coconut granita with mango puree



デザートはパイナップルムースとココナッツグラニタ。ふわふわで軽くて、鴨は食べきらなかったけど、デザートはあっという間に完食してしまいました。







ジャパニーズというより、ジャパニーズフュージョンイタリアンという感じですね。夜のコースメニューで59ドルはシドニーではかなりお得ではないでしょうか。ライトレールThe StarもしくはPyrmont Bayから歩いてすぐなので、ぜひお試しあれ。




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Updated: Mar 2, 2021



Sokyo Loungeでカクテルを飲んで

シドニーのカジノThe Starに位置するMomofuku Seioboはアメリカ人シェフDavid Changが2011年にオープンしたレストランで、2015年にはカリブ海バルバドス出身のPaul Carmichaelがエグゼクティブシェフとして働き始めています。デイビッド・チャンは日本の料理店で働いた経験を生かして、アメリカでラーメンブームを巻き起こし、次々とレストランをオープンさせてセレブシェフへと上り詰めた人です。そんな彼がオーストラリアに始めて出店したMomofuku Seioboは、Good Food Guideでは2016、2017、2018年と3年連続で2ハット、2019年は3ハットを受賞しています。


息子が2泊3日のスクールキャンプに行くことになったので、子供連れだと行けないような場所に食べに行こうと、Momofukuを予約して、この日を心待ちにしていました。

レストランの予約の時間より早くに夫と待ち合わせたので、Sokyoのバーに寄ってカクテルを食前酒としていただきました。


Momofukuはスタッフ全員若くてエネルギッシュ、店内は思っていたよりもずっとカジュアルな雰囲気でした。カウンター席でお食事をいただいたので、シェフたちが料理しているのが間近に見れて、作った人が直接サーブしてくれたのが良かったです。メニューは185ドルのテイスティングメニューか115ドルのプレシアターメニューのみで、アラカルトはありません。今回はテイスティングメニューと夫が10種類で105ドルの、私はその半分で65ドルのマッチングドリンクを注文しました。ドリンクの注文を取ってくれたスタッフが夫に「見覚えがあるけど同業者?」と尋ね、夫もレストランで働いていることを伝えると、サービスでシャンパンを1杯ずつくださいました。


Mofongo - plantain, garlic, chicharrones       

1品目は、バナナチップとにんにくと豚の皮を油で揚げたポーククラックリングがすり鉢の中に入って出てきました。自分ですりこぎですって食べるんですけど、これまた口の中の水分すべて持って行かれる組み合わせでして、付け合わせの豚の出汁がなかったらパッサパサで飲み込めないところでした。各自がすりこぎですることで、キッチンとの連帯感を生み出す為にある一品ですね。


ドリンクは高知の純米酒、無手無冠(むてむか)。


Cou cou - corn, okra, sterling caviar

2品目は、コーンピュレ、オクラソースにキャビアがのっていました。クリーミーながらもさっぱりしていて、1品目で口の中の水分を奪われたので、こういうのを待っていた!という前菜でした。

ドリンクはフランス、ノルマンディー地方のシードルEric Bordellet によるArgelette 2015年。





Green Banana - creole, mullet roe

3品目は、干し椎茸が山盛りになっているように見えますが、これはグリーンバナナリーフでただの飾りです。食べられません。棒状になったサクサクのパイのようなものにカラスミがのっている軽い一品です。

ドリンクはフランス、ボルドー地方のアペリティフワインLillet Blanc。






Rundown - sea urchin, coconut, allspice

4品目は、うにとココナッツファインとオールスパイス。うに大好きの私がこのテイスティングメニューの中で一番美味しいと思った一皿です。

ドリンクは平和酒造のゆず酒(和歌山)の炭酸(Fever tree tonic)割り。





Ducana - sweet potato, currants, caribbean x.o.



5品目は、キャッサバダンプリングのカリブ海風XO醬ソース。キャッサバの甘さと、ハバネロを使ったXO醬ソースの辛さが絶妙でした。

ドリンクはサウスオーストラリアMclaren ValeのヴィオニエBubbly (Dub Style)2017年。












Mango + Prawn


6品目はマンゴーとエビ。これもハバネロが隠れてて、さっぱりとお口直しをしつつも時々ピリリと辛い一品でした。

ドリンクはジョージアKakheti地方のチヌリ、ドレミのChinebuli 2015年。





Crab, rice, curry






7品目は蟹のドライカレー。日本人好みの味だと思います。美味しかった。

ドリンクはオーストラリアビクトリア州Heathcoteの Syrah No.1 (Alain Graillot)2015年。








Ropa Vieja - wagyu brisket, olive, pasteles




8品目は、和牛の煮込みとパステレスに魚卵を添えて。パステレスは南米、カリブ海周辺の伝統料理で、野菜やお肉をパイのようなもので包んでいたり、バナナの葉っぱで包んでいたり、小麦粉と混ぜて成形していたり、いろいろな形で作られているようです。

ドリンクはドイツNaheのリースリングOberhauser Leistenberg (Donnhoff)2016年。





生きているマロンを調理前に見せてくれました。

Marron + Coconut bakes



9品目は、マロンとココナッツドーナッツ。ドーナッツは写真を撮り忘れました。ドーナッツというか揚げパンのようなものにココナッツがまぶしてありました。マロンはオーストラリアの食用ザリガニで、生きているうちに半分に切られて、その後七輪のような網の上で焼かれました。辛いソースがかかっていて、そのソースとココナッツドーナッツを一緒に食べると、

美味。

ドリンクはハンガリートカイ地方の5 Puttonyos Aszu (Royal Tokaj Co. )2013年。







Dolce de Leche + Roselle

10品目はドゥルセ・デ・レチェとローゼルティー。

ドゥルセ・デ・レチェはラテンアメリカの伝統的なデザートで、砂糖を入れた牛乳をゆっくりと加熱して作ります。

ローゼルはハイビスカスに似ている植物で、一般的にハイビスカスティーと言われているものはローゼルから作られているそうです。ドゥルセ・デ・レチェに添えられているのもローゼルジャムです。



Pumpkin, burnt coconut, seeds


11品目はかぼちゃのプリン。

デザートのペアリングドリンクは、私がフランス産ピノー・デ・シャラントMMC 1 (NV j. Grosperrin)7年もので、夫がサウスオーストラリアBarossaのトゥニーポートOld redemption XO (NV David Franz)でした。




Cakes - rum cake, cassava pone, guinnes cake

12品目はラムケーキ、キャッサバケーキ、ギネスケーキの3種でした。


お会計時に食べたもの一覧表とドリンク一覧表をいただけます。お土産としてニュータウンのお茶専門店T totalerがMomofuku Seiobo用にブレンドした、ハーブティー(ハイビスカス、シナモン、ジンジャー、オールスパイス、アニスシードマートル)をいただきました。


6時半にレストランに着いてから、お会計を済ませてレストランを出るまで3時間半くらいかかりました。待ち時間はほとんどなく、リズム良くコースが進んでいき、途中で休憩したいかこのまま料理を出し続けていいか聞いてくれる心配りもありました。

全部で12品目もありましたが、それぞれのポーションが少ないので、すべて食べ終わってもお腹がいっぱいで苦しいということはなく、よく食べたな、という感想です。

このレストランが今オーストラリアで3番目の順位についていると聞くと、そこまでではないような気もするのですが、全体的にバランスが良かったし、カリブ海料理というのがオーストラリアでは珍しいので、一度は食べに行っても損ではないと思いますよ!




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Updated: Mar 2, 2021


立ち上げ当初の水槽

ずっと熱帯魚を飼いたいと思っていたのですが、いつ引っ越すかわからなかったのでお預けだったのですが、去年の末にアパートを購入したので念願の水槽設置です。


オーストラリアは日本ほど水槽やアクセサリーの種類が多くなく、また値段も高いので、熱帯魚を飼い始めるのは敷居が高いです。

全くの初心者なので、Kmartで売っていた20リットル水槽と投げ込み式小型フィルター、小石、人口水草のセットを購入しました。その後Taren Point にあるMajestic Aquariumという熱帯魚専門店に行ってきました。

購入した水槽セットについてきた小石は青や緑やピンクで塗られていて悪趣味なので、海辺の雰囲気の細かい砂を購入。それから、「育てるのが簡単な水草」を店員さんに聞いたら、流木に活着したアヌビアス・ナナとウィローモスを選んでくれました。

ヒーター無しでも飼える魚はどれか尋ねたところ、金魚(Gold fish)とゼブラダニオ(Zebra danio)とアカヒレ(White cloud mountain minnow)ということだったので、アカヒレを飼うことに決めて一旦帰宅。


水槽を洗って、砂をひいて、水草と家にあった石を入れて、フィルターを設置して、水を入れて、生物がいない状態でフィルターを回し続けます。

本当はソイルを使って水草をいっぱい育てたかったのですが、店員さんがソイルは設置から生物導入まで半年くらい待たないとダメだっていうので、諦めました。

1週間後にMajestic Aquariumに戻って、アカヒレを8匹購入しました。

なんとなく水の色が黄色っぽかったのですが、水槽を立ち上げたばかりだからまだバクテリアが繁殖していないんだろうと思って様子を見ていました。

ところがいつまでたっても水槽の水が無色透明になりません。


流木に齧り付くミニブッシープレコ

数ヶ月たち水槽に苔も付き始めて美しくないので、どうしたものかとMajestic Aquariumへ。前回とは違う店員さんに苔取り生体を購入したいと言ったら、ミニブッシープレコを勧められ、1匹購入。水槽の表面や流木やアヌビアス・ナナの葉にチューチュー吸い付いて動く姿はとってもかわいい〜と思っていたのに、10日ほどで死んでしまいました!




ミステリースネイル

その後ミステリースネイルを導入してみましたが、大して苔取りもしてくれない上にあっという間に死んでしまい、アカヒレも少しづつ1匹、また1匹と数が減っていきました。

原因がわからず、ヒーターを購入してみたり、塩浴させてみたり、水質をチェックする薬品を買ってみたり、他の子達をいじめるアカヒレを隔離してみたり、いろいろ対策を取ってみましたが、半年で全滅してしまいました。

飼い始めた時はウキウキワクワクだったのに、だんだんと「今日はみんな元気か」「病気の魚はいないか」「死んでいる魚はいないか」と水槽を覗くのも憂鬱に。

毎日のように「水槽立ち上げ」「水質チェック」「アカヒレが死ぬ原因」などなどインターネットで調べていたのですが、死の連鎖を断ち切ることはできませんでした。


もしかしたら購入した生体もしくは水草に寄生虫がついていたのかもしれないし、Kmartで買ったフィルターが全く機能していなかったのかもしれないし、原因は今でもわかりません。

生体のいなくなった水槽は洗って、漂白して、天日干ししておきました。


そして一から水槽立ち上げ直しました。同じ水槽を使い、前回の底砂は細かすぎて掃除するのが大変だったのでもっと荒い砂利に変えました。白い石をやめて黒い石にして、フィルターを外付けの大きいものにしました。ヒーター、温度計、エアーポンプも設置して、前回に比べると重装備です。

うちの水道水はいつもPH7−8でアルカリ性が高いので、酸性の魚は向かないのかもしれないと思い、アルカリ性でも大丈夫なグッピーを3匹購入しました。


その後の話は『11月12日現在のグッピー水槽」で書いた通り、稚魚もたくさん生まれて、にぎやかにやっています。




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